MTFSRS体験記@ガモンホスピタル~出発日編~

タイのガモンホスピタルに性転換手術を受けに入院しました~出発日 / day1~

執筆者: アバター伊豆産蜜柑

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はじめまして、MTFトランスセクシャルの『伊豆産蜜柑』といいます。

去る2019年5月10日、タイ・バンコクのガモンホスピタルで陰嚢皮膚反転法SRS(性別適合手術)を受けました。

本記事執筆時点ではまだ病院でのすべての行程を完了していないため、ガモンホスピタル性別適合手術ガイドブックと題して純粋な体験談を数回に分けて書きます。準備物や所感などは最後の投稿に『総評』として記そうと考えています。最後までお付き合いいただけますと幸いです。

ガモンホスピタル 性別適合手術ガイドブックシリーズ一覧

出発〜現地到着まで

朝一番に京都の自宅を出て関西国際空港に向かう予定だったのですが、前日の夜から緊張でまったく寝付けず、夜中の1時頃パートナーにお願いして車で送ってもらうことにしました。

空港に着いた時点で搭乗チェックイン開始の8:30まで数時間ほどありましたが、1時間ほど会話をしパートナーに見送られながら空港の中へ。

空港内のファミリーマートで軽く朝食を済ませ8:30を待ちました。

搭乗チェックインが開始されたら、チェックイン→セキュリティチェック→税関、出国手続きを済ませ、ウイングシャトルに乗り搭乗ゲートへ。飛行機の利用は生まれて初めてだったのですが、さほど詰まることもなくサクサク進んでいきました。搭乗ゲート内のロビーで、搭乗開始の9:10まで待機。

搭乗開始時刻を少し過ぎ、搭乗開始。手元の搭乗券とパスポートをチェックされます。

初めて乗る飛行機の中は想像よりも広く、座席はLCC(格安航空)のエコノミーですが新幹線とほぼ同じ広さかなと。

機体は20分ほど滑走路内を移動した後、9:50に離陸。

ここからぴったり6時間を機内で過ごします。

機内販売の方が頻繁に横を通過するのですが、あまりお腹も空いておらず、行きの機内で食事をすることはありませんでした。購入したのはペットボトルのお茶のみ。

この購入時のやり取りについて、私は今回アテンド会社の付き添いを利用しておらず単身であり、英語もあまり喋ることが出来ないため、商品代金を日本円で払えるかという確認の『Japanese yen OK?』が精一杯だったのですが、カタコトの英語でも思った以上に意思の疎通は図れるのだなと感じました。

なおこの時のお釣りはタイバーツで戻ってきました。初めて手にする外貨に思わず興奮して魅入ってしまいました。

現地到着までは主にKindleで本を読んだり携帯ゲームをして過ごしていましたが、たびたび大きめの揺れが起こるため活字を読んでいたりすると一瞬で酔います…乗り物酔いしやすい方は対策を講じておいたほうが良いかもしれません。

また後日詳細を書きますが、機内では出国/入国カードが配られ、着陸態勢に入るまでにこれを記入しておく必要があります。

名前、国籍、職業、渡航目的、宿泊先などを英語で記入する必要がありますが、機内ではインターネットに接続することが出来ないため咄嗟に調べものが出来ません。国内であらかじめ書き方を記した資料などを撮影orスクリーンショットしておくといいかと思いました。

現地時刻13:50、ドンムアン空港に到着。

この日の日本はやや肌寒い気候でしたが、現地は暑い!飛行機を降りた瞬間に熱波が飛んできます。日本の7,8月のようでした。

真っ先にやったことは、とにかくなんでもいいので空港内のフリーWi-Fiに接続することでした。

入国手続きの方法を調べて、ガモンホスピタル日本人スタッフの小路はるみさんに現地到着の連絡をしました。

『IMMIGRATION』の案内を頼りに入国審査の列に並びます。20分ほどで私の順番になり、入国カードとパスポートを渡して審査・入国完了。

現地到着後〜

空港出口ではるみさんと合流し、車でガモンホスピタルに向かいます。

道中でショッピングモールに寄り、フードコートのような場所で食事。初めてのタイ料理は火を吹くほど辛く、辛いものが苦手な私は完食することが出来ませんでした…心なしかこの日以来ずっと舌が痺れていて味覚がおかしいような…。

ヌードルとオレンジジュース。

ジュースは日本で飲めるものとはまったく味が違います。

フルーツの本場とでもいうべきか、とてもトロピカル感溢れる味わいでいくらでも飲みたくなります。とても美味しいです。ガモンホスピタル滞在中の朝食としてもよく出てくるので飲める機会は多いと思います。

食事を済ませ、さらに20分ほど走るといよいよガモンホスピタルに到着。

ガモンホスピタルは入院用と滞在用にフロアが分かれていて、入院用フロアの上階に滞在用の附属アパートメントがあります。

アパートメントにチェックインし荷物を置いたら、受付と身体検査、血液検査、レントゲン撮影、軽い問診などを行い、続いてSRS代金の支払いを済ませます。日本円現金で102万円を渡し、タイバーツでいくらかお釣りがきました。当面の食事代などは賄えそうな額であったため、両替は本記事執筆時点では行っていません。

この日の院内での行程はこれで終了し、はるみさんに同行してもらいながら近くのセブンイレブンに買い物へ。

SRS後の入院・滞在に必要な日用品を購入しました。ナプキン、洗濯用洗剤、剃刀、ウェットティッシュなど。

また、空港では時間がなく買えていなかったプリペイドSIMもなんとコンビニで普通に買えます。TrueMoveという8日間使用できるSIMを2つ購入しました。アクティベーションした時点から日数カウントされるため、購入後自分でアクティベーションするようにします、とはるみさんから店員さんに伝えてもらいました。

病院に戻ると、先に滞在中のMTFさんがちょうどダイレーションを終えたところに立ち会う形になりました。その流れで、近くのショッピングモールまでみんなと一緒に晩ごはんに行くことに。本日2度目のタイ料理。

このショッピングモール、やよい軒に始まりマクドナルド、スターバックス、ケンタッキー、マックスバリュ…と、日本で見られる店舗がたくさん軒を連ねていて、タイ感がほぼありません。

マックスバリュでお買い物。日本と同じような感覚で買い物できます。

病院に戻ったあとは、晩ごはんのメンバーで集まって入院中あるある話などで盛り上がっていました。

私は翌日がSRSのため途中で抜け、人生でこれまでにないほどの緊張と不安を抱えつつ就寝したのでした。

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伊豆産蜜柑

2006年ごろからトランスを開始。鬱を患い長期的に引きこもるが、その間にも細々とトランスを継続し2015年に社会復帰。幾度かの転職を経てほぼ埋没状態でOLとして働き始める。 2019年にはタイでSRS(性転換手術/性別適合手術)を受け、現在は戸籍上の性別を女性にするために行動中。

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